金沢城公園(石川県)  ★★☆☆☆

金沢城公園というだけあって歴史的な城というよりは「公園」の要素が色濃く、とにかく敷地が広大で全てを廻ろうとするとかなりの距離を歩くことになり、そこそこ時間もかかります。
兼六園からのルートでは石川門から入城し、尾山神社の裏門からのルートでは玉泉院丸口から入る事になりますが入口は全部で4つあるので事前にどのルートで廻るかを決めておいた方が無難です。
玉泉院丸庭園を抜けて、本丸方面に登る途中で発掘調査で再現された色紙短冊積み石垣を見ることができます。
他の城に比べて現存する遺構が少ない金沢城では数種類ある石垣を見て回るのも良いかもしれません。
歴史は古いものの城としての遺構は少なく、陸軍省の管轄であった時期の建造物は所々に見てとれます。
さらに国(軍の管轄)から県の所有になってからつい最近まで、金沢大学のキャンパスであったのには驚かされました。
忠実に再現された建物はいくつかあるもののどれも新しく、歴史を肌で感じるには物足りなさを感じます。
遥か昔に焼失してしまった本丸は現在は木々に覆われていましたが、そこに天守閣を再現する計画もあるらしく、それがいつになるかわかりませんが、その頃には城としての魅力も増していると思います。
兼六園とセットで廻るのをオススメします。

入城料 : 無料

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