尾山神社(石川県)   ★★★☆☆

境内へと続く階段を見上げると、そこには一見すると神社の門とは思えない外観の3層の建物が目に入ります。
ひときわ目を引くこの神門は、レンガやステンドグラスを使用するなど、西洋風でありなから細部には和の装飾も施されていて、和洋折衷の不思議な雰囲気を醸し出しています。
日が落ちる頃に訪れると、3層目の窓のステンドグラスが光り、さらに異彩を放つので夕方から夜に訪れるのがオススメです。
(明治8年建築。重文指定)
神門を抜けると正面には通常の拝殿(創建1873年)。右手には主祭神として祭られている加賀藩の藩祖前田利家の銅像。
利家公像の横を抜けて更に奥に進むと、水を湛える神苑があり、ここにも目を引くアーチ型の石橋(図月橋)が架かっていて趣があります。
更に境内を金沢城方面に奥に進むと裏門(東神門)がありますが、これまた小さいながら立派な神門で、美しい屋根の曲線は見る価値があります。
東神門を抜けて金沢城へ向かうルートがオススメです。

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